なんで痩せないの?!ダイエットとストレスの意外な関係
港区六本木にある六本木交差点すぐ近くのパーソナルトレーニングジム『CLOVER』の代表CHISEIです。
以前、下記の記事にて睡眠の話をした際にコルチゾルというストレスホルモンのこともチラッと書きましたが、今回はこのストレスホルモンについて詳しく説明していきたいと思います。
今回はかなり文章が長くなってしまったので、本編と根拠編を分けてます。
まず、コルチゾルって何?
コルチゾルはホルモンの一種で結構嫌われ者だったりするんですが、実は人間にとって無くてはならないホルモンです。
主な働きとしては、血圧上昇、血糖上昇、心収縮力の上昇、心拍出量の上昇を起こします。
こうやって作用を書いてみるとなんか余計なことをしていると思われがちなホルモンですが、人がストレスを感じた際に闘うかすぐに逃げ出すかするために身体のエマージェンシーレベルを上げるホルモンだと考えてください。
人はフィジカルでもメンタルでもストレスを感じるとストレスホルモンであるコルチゾルを増やします。
ただ、これが一時的なホルモンの分泌であればさほど問題はないのですね。
恒常的にストレスが掛かりコルチゾルの分泌量が多量に、且つ持続的に分泌される状態が続く時がとても危険なのです。
分泌される量によっては、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊をもたらします。
また過剰なストレスにより多量に分泌された場合に脳の海馬を萎縮させることが、近年PTSD患者の脳のMRIなどを例として観察されているそうです。
う~ん、こわい。
その他の作用としてはコルチゾルがもつアルドステロン様作用によって腎臓の遠位尿細管でのナトリウムの再吸収が促進され、血液中のナトリウムが増加するのでむくみを発症します。
このブログを見ているあなたが、恒常的にストレスを感じるような状況にあるのであればそれはとても危険な状態なのかもしれません。
それじゃ、このストレスホルモンであるコルチゾルがどのようにダイエットに関係しているのかについても説明していきたいと思います。
まず人はストレスを感じてコルチゾルが増えると、脳はその状態を避けようとします。
そしてすぐにその状態から抜け出せれば問題ないのですが、抜け出すことが出来ずにストレスを継続的に受けている状態になると、セロトニンというリラックスするためのホルモンの分泌が、コルチゾル分泌され続けている間抑えられます。
脳はそんな状態を危険であると判断し、なんとか避けようとして簡易的に快感を感じようとします。
この時に、甘いものを摂取して快感系脳内物質であるドーパミン、多幸感を感じるβエンドルフィンが放出されます。
それにより一時的にコルチゾル分泌レベルを下げることが出来ますが、ストレスになっている外的要因を避けているわけではなく、根本の解決にはなっていないのでまたコルチゾルが出てきます。
すると、また甘いモノを食べて快感を得ることを繰り返します。
それにドーパミンやβエンドルフィンには依存性があるので、結果的に甘味依存となるわけです。
以上の理由からコルチゾルはダイエットと密接な関係があると考えていいと思います。
次は根拠編です!
▼当ジムにて春のダイエット応援キャンペーン中▼ ↓Click↓
BODY MAKE GYM CLOVERのFacebookページ
https://www.facebook.com/body.make.gym.CLOVER
BODY MAKE GYM CLOVERのTwitter
https://twitter.com/CLOVER_GYM