ビタミンCを効果的に摂取するなら「脂溶性ビタミンC」
今日はビタミンCについてです。
ビタミンCについてといえばビタミンB群と共に水溶性ビタミンとして有名ですよね。
でも、ここ近年「脂溶性ビタミンC」という新しい栄養素が出てきていたようです。（僕も最近知りました。）
正式名称は「パルミチン酸アスコビル」と言って、パルミチン酸とアスコビル酸の化合物です。
ビタミンC（アスコビル酸）の効能
元々ビタミンCの効能として有名なのは、
- 紫外線によるメラニンの異常生成を抑制する
- 沈着したメラニンを白色に戻す
- 活性酸素を除去し、細胞が傷付けられるのを防ぐ
- 角質の天然保湿因子のバランスを正常にしてしっとりさせる
- 紫外線によって作られた過酸化脂質を還元し、基底層の細胞を活性化させる
- 真皮層でコラーゲン生成をサポートする（コラーゲン生成にはビタミンＣが不可欠です。
など、肌の健康に関することが多いですね。（特にコラーゲンの合成に深く関与）
もちろんその他にも壊血病の予防、鉄分、カルシウムなどミネラルの吸収促進、傷の治治癒や風邪、インフルエンザ、その他感染症に対してアスコビル酸粉末を医薬品と併用するなど様々な効能が有るということがわかっています。
これは、ストレスや治癒に際してアスコビル酸の要求量が増大するからという理由があります。
水溶性ビタミンである故の欠点
ビタミンCの1日に必要な摂取量は80mgと言われていますが、水溶性ビタミンということもあり、摂取後1～2時間で体外へ排出されてしまいます。
その為、食事毎にビタミンCを摂取する必要があります。
また、化学式的に不安定であるためとても酸化しやすいことと、肌に馴染みにくいという欠点があります。
つまり、肌のトラブルに必要不可欠な存在でありながら、中々使いにくい物質でもあるわけです。
脂溶性ビタミンCの有効性
この欠点を無くしたのが、脂溶性ビタミンC（パルミチン酸アスコビル）です。
脂溶性であるため、肌の浸透性と酸化しやすいという水溶性の欠点がなくなりました。
むしろ、肌への浸透性は水溶性の1000倍以上だとも言われています。
ちゃんとした論文が載ってないサイトの文章なので、本当かどうかは不確かですが話半分に聞いてもかなり凄いと思います。（他のサイトでは20～30倍の浸透性とか書かれてましたｗ）
ま、とにかく今までの水溶性ビタミンCと比べて欠点が無くなった（ただ脂溶性なので摂り過ぎには十分注意が必要）のはかなり評価できますので、ぜひ皆さんも試してみてください♬
特にコラーゲンの合成、抗酸化作用は老化にとても関係しているので、アンチエイジングとしてもかなり有効だと思います。
しっかりトレーニングをして、脂溶性ビタミンCを摂って健康的な毎日を過ごしましょう！
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